平成28年9月10日(土)、すみだリバーサイドホールにて「墨田区防災フェア」(墨田区主催)が開催されました。城東地域の産・学・金6団体からなる「城東地域活性化推進協議会」で、開発中の「冠水道路の推進表示ポール」を展示しました。
実施概要
日時:平成29年9月10日(日) 10:00~16:00
場所:すみだリバーサイドホール(東京都墨田区吾妻橋一丁目23番20号)
参加:城東地域活性化推進協議会メンバー 10名程度
ブース来場者 56名(カウントできた参加者のみ)
その他:連携している「ふじのきさん家」、「すみだの‘巣’づくりプロジェクト」も同時展示
メディア取材(サンケイリビング、日刊工業新聞、J;COMなど)
城東地域活性化推進協議会(※1)は、2014年から活動しており、複数の地域企業・大学・金融機関が連携しながら、地域の課題解決やものづくり産業の活性化を目的として、研究会の開催と具体の製品開発に取り組んでいます。
※1:城東地域活性化推進協議会 参加メンバー(2017年9月時点)
①高久産業株式会社(東京都墨田区)
②株式会社ミヨシ(東京都葛飾区)
③東京東信用金庫(東京都墨田区)
④東京理科大学(東京都新宿区・葛飾区)
⑤東京電機大学(東京都足立区)
⑥芝浦工業大学(東京都港区・江東区)
同研究会では、今までにない防災製品の共同開発に取り組んでおり、この度、第1弾の成果として、水害に着目した「冠水道路の水深表示ポール(※2)」のプロトタイプを開発しました。平常時に通常の歩車分離ポールコーンとして機能すると共に、冠水時には二重になった内側のポールが水によって浮上し、浸水の深さや道の境界線を表示するものです。また、ポール先端に各種センサー・通信機器を追加設置することで、地域の災害情報を広く収集・発信できるといった発展性を持ちます。今後、実証実験をふまえながら協力体制を拡充し、製品化を目指します。
※2:高久産業株式会社にて特許出願中(特願2017-151482)
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本取り組みは、COCプロジェクト外の自主的な地域連携活動として実施しているものです。