地域計画演習(2016年度)の最終発表会を行いました

2016年12月22日、豊洲キャンパスにて、土木工学科のPBL「地域計画演習」(学部3年生)の最終発表会を行いました。

この授業は、今まで座学で習ってきた知識をベースとして、実際の地域における課題を題材に、現況・課題の分析から、コンセプト立案、代替案の提案と評価まで、交通・まちづくりに関する実務に即したプロセスを一通り行う演習です。

35名の学生と担当教員2名およびTAに加え、官公庁や交通・開発など様々な分野の専門家である外部コメンテーター18名が参加しました。

学生は5チームに分かれて提案を行い、コメンテーターからの質問や評価を受け、質疑を行います。

◆2016年度のテーマとコンセプト
●江東区南北連絡BRT導入計画
・高速BRTによる南北交通システムの整備
●墨田・江東水辺整備
・TOKYOで味わう粋な船遊び
●日本橋1丁目地区の都市再生計画
・日本橋特性を活かした日本経済のための金融街
●品川駅・田町駅間の開発計画
・世界に届け!日本の観光文化の魅力を発信する新天地
●首都高第二湾岸線の計画
・経済性とストレスフリーの両立した都市へ

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質疑では、代替案の設定内容、評価の分析方法などについて、厳しくも暖かいコメントが寄せられました。
コメンテーターとのやりとりの中で、学生たちも表現しきれなかったことを補足したり、新たな気づきがあったりしたのではないかと思います。

また、本演習の成果は、コメンテーターだけでなく、学生による自己評価も計測しており、PBLにおける学修効果について、継続的にデータを蓄積する場ともなっています。

本演習は、「地域課題解決思考を通じた土木技術アクティブラーニング」プロジェクトの一環として行われています。

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