2015年12月17日、豊洲キャンパスにて工学部土木工学科の「地域計画演習」(学部3年生)の最終講評会を行
いました。
本演習は、東京湾岸域の抱える難課題に対して、学生各グループが、「現況分析→コンセプトの設定→代替案の設定→需要予測・費用便益分析等の分析・評価」など、実務に即したプロセスに即した検討を行い、ソリューションの提案を行うPBL(Project Based Learning)です。
演習の実施に当たっては、検討プロセスの要所で、企業や官公庁の方々にヒアリングや相談などご協力を頂き ながら、産学官連携PBLとして進めてきました。
2015年度のテーマ:江東区南北連絡BRT導入計画/墨田・江東水辺整備/日本橋1丁目地区の都市再生計画/品川駅・田町駅間の開発計画/首都高第二湾岸線の計画
最終講評会では、学生31名の発表者、2名の教員、19名のコメンテーター(企業、官公庁の方々)が参加しま した。
コメンテーターの皆さまからは、各グループの発表に対して、実務上の様々な観点からご指摘をいただくと共に、「検 討プロセスはだいたいできているが、学生らしい斬新な発想を重視して自分達で発想を枠にはめないで」といった全体的なアドバイスも頂きました。1~2年生の座学で学んだ知識を、今後の研究や提案に発展させていく学生にとって貴重な機会となりました。
本演習は「地域課題解決思考を通じた土木技術アクティブラーニング」プロジェクトの一環として行っていま す。