その他の地域連携 実施報告

2023年7月28日システム工学特別演習の最終報告会で、連携自治体様等から
頂戴した課題に対して、各班で4か月間取組んだ解決策を発表しました。

『課題提供をして頂いたことに対するお礼と、学生たちのプロジェクトに対する様々なご支援ありがとうございました。』システム工学特別演習のとりまとめを担当された、システム理工学部 長谷川教授より。
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【システム工学特別演習】
システム工学特別演習は、システム理工学専攻の5つの部門(電子情報、機械制御、社会・環境、生命科学、数理科学)の学生が混成でプロジェクトチームを構成し、企業や自治体から頂いた課題に対するシステム企画を提案するものです。

【2023年度システム工学特別演習のスケジュール】(R5 年 4 月 14 日~R5 年 7 月 28 日)
01.4/14, Explain of exercise process and problems of companies & communities. Team-forming
02.4/21, Confirmation of the theme and current status analysis
03.4/28, Definition of objective and need finding through interview or fieldwork
04.5/12, Definition to technologies and the goal setting
05.5/19, Evaluation & budget planning and preparation of 1st Design Review (DR)
06.5/26, 1st DR for system planning and budget planning
07.6/02, Feedback of DR’s result: redefinition of requirement for problem & its objective, and redesign of budget & evaluation plannings
08.6/09, Planning of 1st trial study or 1st prototyping activity
09.6/16, 1st trial study or prototyping activities and preparation of 2nd DR
10.6/23, 2nd DR for project activities
11.6/30, Feedback of DR’s result and planning of additional trial study or prototyping
12.7/07, Additional trial study or prototyping, and evaluation. Preparation of the final Presentation
13.   7/14, Final presentation
14.   7/28, Writing the system planning document

【課題提供元、提供課題】
2班
課題提供元:さいたま市 都市局 都市計画部 都市総務課様
提供課題:シェアモビリティがもたらす健康への一歩
(さいたま市シェアサイクル普及事業実証実験の状況と今後の展開について)

4班
課題提供元:一般社団法人さいしんコラボ産学官様
提供課題:学生が、大企業の開放特許を活用して、中小企業の製品化アイデアを創出する

5班
課題提供元:埼玉県 企画財政部 計画調整課様、都市整備部 公園スタジアム課様
提供課題:新時代の都市公園

公開日 2023年9月22日                    以上

2022年8月、工学部 石崎教授が芝浦工業大学大宮校舎で高齢者の AR スポーツ教室を実施し、高齢者を対象としたARスポーツ(HADO)実践は運用方法を工夫すれば十分にスポーツとして価値のあるツールになり得るという感触を得た。

【目的】
高齢者の運動意欲は高く、石崎教授が2014 年以降に実施した運動教室には延べ 400 名以上が参加している。そして、継続的な運動実施は,健康維持が保てることが明らかとなっている。一方で、実施する運動内容については、より交流のあるチーム型スポーツへの要望が高い。そこで今年度は非接触型であり性別・年齢・体力などの差を排除できるスポーツとして近年注目を集めている ARスポーツ(HADO)を対象とし、その有効性について検証を行った。

【内容】
対象:さいたま市内に在住する健常な高齢者24名(65歳以上)。
実施日: 2022年8月24、28日
場所:芝浦工業大学大宮キャンパス斉藤記念館
方法:参加者は準備運動(10分)後に3人組を作り、HADO(meleap社製)を3人対3人で行った。HADOは1回80秒間のプレーであるため、休息を挟み、リーグ戦形式で実施した。参加者は練習試合、リーグ戦、順位決定戦と5回のゲームを実施した。プレー中は心拍センサー(H10、Polar社製)を装着し、心拍数、エネルギー消費量を測定した。

【結果】
さいたま市市内に在住の高齢者24名(年齢:74.8±3.4歳、身長:161.7±7.5cm、体重:60.0±11.4Kg、BMI:22.8±2.8)が本調査に参加した。

運動開始から終了後までの平均心拍数は84.1±14.0拍/分(安静時心拍数64.8±8.2拍/分)。消費カロリーは292.0±160.3Kcal(104〜691Kcal)だった。

今回、HADOの説明時間・準備運動含めて約90分の運動だったが、座位の時間が長く、平均心拍数が低くなる結果となった。一方で、ゲーム中に出現する最高心拍数に注目すると、安静時心拍数と殆ど変わらない参加者も見受けられたが、154~175拍/分と高い最高心拍数を記録する参加者もいた。これらの数値については心拍予備(HRR)の観点からすると、80%HRRを超える高い運動強度となっていた。

また、HADOの消費カロリーは、平均300Kcal程度であったため、ウォーキングで例えると「ゆっくり〜早歩き(3〜4Mets)」程度であった反面、600Kcal以上消費する参加者も見受けられた。

このように心拍数やエネルギー消費量は平均でみると、非常に低強度のスポーツとなるが、個別にみていくと、運動強度に大きな差があることが明らかになった。この原因として、初めて実施するスポーツであったためにHADOの理解度に大きな差があったと考えられる。HADOのような体験したことのないようなスポーツを実施する場合は、十分な説明が必要であると考えられる。

HADO後に5件法でアンケートを行った。「楽しさ」については、全員が“とてもそう思う”(67%)、“ややそう思う”(33%)であった。「運動強度の適切さ」は“とてもそう思う”(25%)、“ややそう思う”(50%)と回答し、「運動量が適切か」は“とてもそう思う”(18%)、“ややそう思う”(64%)と言う結果であった。「またHADOをやりたいか」については“とてもそう思う”(59%)、“ややそう思う”(33%)と8割以上がポジティブな回答だった。この結果からHADOという新しいARスポーツが運動量的にも、強度的にも高齢者に好意的に受け入れられると考えられる。

自由記述のコメントを見ても、「気持ちがよかった。子供のように楽しめた。気分がすっきりした。」、「初めての体験で不安があったが実際やってみて高年齢でも十分楽しめ運動の助けになった。」と前向きな内容であった。HADOに肯定的な意見があった反面、「目が疲れた、画像に目が追い付かなくなっている。」という意見もあり、今後高齢者を対象に実施する際には運動と休憩のバランスなども十分考慮する必要があることが明らかになった。

以上のことから、高齢者を対象としたARスポーツ(HADO)実践は、運用方法を工夫すれば十分にスポーツとして価値のあるツールであると考えられる。しかしながら、高齢者を対象としたARスポーツのデータは世界的にも少ないため、今後も継続的に実験を行っていく必要があると考えられる。

公開日 2022年9月26日                                  以上

2023年7月28日システム工学特別演習の最終報告会で、連携自治体様等から
頂戴した課題に対して、各班で4か月間取組んだ解決策を発表しました。

『課題提供をして頂いたことに対するお礼と、学生たちのプロジェクトに対する様々なご支援ありがとうございました。』システム工学特別演習のとりまとめを担当された、システム理工学部 長谷川教授より。
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【システム工学特別演習】
システム工学特別演習は、システム理工学専攻の5つの部門(電子情報、機械制御、社会・環境、生命科学、数理科学)の学生が混成でプロジェクトチームを構成し、企業や自治体から頂いた課題に対するシステム企画を提案するものです。

【2023年度システム工学特別演習のスケジュール】(R5 年 4 月 14 日~R5 年 7 月 28 日)
01.4/14, Explain of exercise process and problems of companies & communities. Team-forming
02.4/21, Confirmation of the theme and current status analysis
03.4/28, Definition of objective and need finding through interview or fieldwork
04.5/12, Definition to technologies and the goal setting
05.5/19, Evaluation & budget planning and preparation of 1st Design Review (DR)
06.5/26, 1st DR for system planning and budget planning
07.6/02, Feedback of DR’s result: redefinition of requirement for problem & its objective, and redesign of budget & evaluation plannings
08.6/09, Planning of 1st trial study or 1st prototyping activity
09.6/16, 1st trial study or prototyping activities and preparation of 2nd DR
10.6/23, 2nd DR for project activities
11.6/30, Feedback of DR’s result and planning of additional trial study or prototyping
12.7/07, Additional trial study or prototyping, and evaluation. Preparation of the final Presentation
13.   7/14, Final presentation
14.   7/28, Writing the system planning document

【課題提供元、提供課題】
2班
課題提供元:さいたま市 都市局 都市計画部 都市総務課様
提供課題:シェアモビリティがもたらす健康への一歩
(さいたま市シェアサイクル普及事業実証実験の状況と今後の展開について)

4班
課題提供元:一般社団法人さいしんコラボ産学官様
提供課題:学生が、大企業の開放特許を活用して、中小企業の製品化アイデアを創出する

5班
課題提供元:埼玉県 企画財政部 計画調整課様、都市整備部 公園スタジアム課様
提供課題:新時代の都市公園

公開日 2023年9月22日                    以上

2022年3月16日に「第8回 COC学生成果報告会~COC Activities; the Best Selections 2021~」が開催されました。今年も新型コロナウイルスの影響により、プレゼンテーションをオンラインで実施し、ポスターセッションについてはWEB上でに掲載する形での開催となりました。プレゼンテーションについては、昨年はZOOMによる収録配信でしたが、今年度はライブ配信で学生が発表とQ&Aを行いました。

当日は、行政、金融機関、企業、地域の関係者、学生および教職員、多くの方にご参加いただきました。
オンラインでの開催により、以前のような来場者による投票(審査)はかなわなくなりましたが、2021年度のCOC 9プロジェクトが年間を通じて地域と取り組んできた成果の発表・審査の機会を設けたいとの方針により、本イベントにご後援いただいた公的機関や団体、金融機等の皆様等に依頼し、プレゼンテーションおよびWEB掲載のポスターによる審査を実施いたしました。

以下のとおり審査結果を公表いたします。

金賞:「PJ-2107  豊洲、大宮地区の車載センサを応用した交通安全対策活動」より
 

第8回 COC学生成果報告 審査結果

金賞 PJ-2107  豊洲、大宮地区の車載センサを応用した交通安全対策活動
銀賞 PJ-2101 ロボット技術による見守り・健康支援等スマートタウン構築(地域連携の強化)
PJ-2102  内部河川・運河の活用とコミュニティ強化

PJ-2104  Connected NASUの実現に向けたサービス・モビリティ創生
敢闘賞 PJ-2103  芝浦アーバンデザイン・スクール2- 地域まちづくり組織への実装 –

PJ-2105  東京臨海地域における安心安全健康のまちづくり

PJ-2106  インバウンドビジネスを創出するグローバル・ローカリゼーションプロジェクト

PJ-2108  「コロナ禍を乗り切るためのシニア向け“オンライン型運動教室”の実践」プロジェクト

PJ-2109  地域志向活動型アクティブ・ラーニングのカリキュラムマネジメントとSDGs達成に向けての地域課題解決策の実践

2021年3月16日に「第7回 COC学生成果報告会~COC Activities; the Best Selections 2020~」が開催されました。今年は、新型コロナウイルス(COVID-19)の影響により、プレゼンテーションをオンラインで実施し、ポスターセッションについてはWEB上でに掲載する形での開催となりました。

当日は、行政、金融機関、企業、地域の関係者、学生をはじめとした学内関係者にプレゼンテーションを聴講いただきました。
オンラインにより、以前のような来場者による投票(審査)はかなわなくなりましたが、2020年度のCOC 15プロジェクトが年間を通じて地域と取り組んできた成果の発表・審査の機会を設けたいとの方針により、本学の地域連携にご理解・ご支援をいただいている公的機関や金融機等(後援団体)の皆様等に依頼し、プレゼンテーションおよびWEB掲載のポスターによる審査を実施いたしましたので、以下のとおり審査結果を公表いたします。

金賞:「PJ-8 気候変動と地震災害に適応したレジリエントな地域環境システム」より
 

金賞:「PJ-13 ものづくり演習を活用した芝浦工大ブランドの向上と地域産業の活性化」より
 

第7回 COC学生成果報告 審査結果

金賞 PJ-8 気候変動と地震災害に適応したレジリエントな地域環境システム

PJ-13 ものづくり演習を活用した芝浦工大ブランドの向上と地域産業の活性化
銀賞 PJ-3 都心の防災を考えるワークショップ実施と展覧会の開催

PJ-14 社会人基礎力向上を目指す地域志向活動型アクティブ・ラーニングのカリキュラムマネジメントと教育アセスメント
銅賞 PJ-1 ロボット技術による見守り・健康支援等スマートタウン構築(地域連携の強化)

PJ-2 内部河川・運河の活用とコミュニティ強化

PJ-6 システム思考を用いた地域間連携型農業支援

PJ-7 産学地域連携による実践型システムデザイン教育

PJ-9 東京臨海地域における安心安全健康のまちづくり

PJ-11 レーダを用いた歩行者保護システムの提案

PJ-12 地域活性化を目的としたオンライン型運動教室の実践
敢闘賞 PJ-4 芝浦アーバンデザイン・スクール2 – 地域まちづくり組織への実装 –

PJ-5 公民学連携による高齢化社会対応まちづくり研究〜サテライトラボ上尾の全世代型サードプレイスと地域教育研究拠点〜

PJ-10 インバウンドビジネスを創出するグローバル・ローカリゼーションプロジェクト

PJ-15 学生主体のSDGs協働プロジェクトによる地域課題の解決策の実践

2020年8月28日、SEATUC Workshop on Robots and Mobility が開催され、松日楽教授と
伊東教授からIntroduction on Advanced Robot and Automotive Collaborationが発表されました。

伊東教授からは、文部科学省から採択を受けて進めている研究ブランディング事業
(アーバン・エコ・モビリティ研究拠点の形成)の中の、ロボットネットワークと
自動走行領域の連携活動状況が紹介されました。【下記資料を参照ください】

伊東教授プレゼン資料

この発表では、先進モビリティコンソーシアム(Advanced Driver Assistance Systems Lab)
メンバー、目指すべき『おもいやり共感コミュニティ』、シニアカーの自動運転化を
実現するセットボックスと各種技術、豊洲地区で実施したシニアカー自動運転走行実験動画、
今後の方針等が紹介されました。

本件は本年2月にKMUTTで開催予定であったSEATUCシンポジウムにおいて実施する
プログラムでしたが、新型コロナの影響により延期となっていたもので、今回
SUT(スラナリ工科大学、タイ)の主催するIVCST(SUT International Virtual Conference
on Science and Technology 2020)の中で改めてオンラインにより開催されたものです。

自動運転シニアカー走行実験



SEATUC Workshopポスター



 

 

 

 

2020年7月11日、東京都港区の芝浦港南地区総合支所にて開催された「知生き人(ちいきじん)養成プロジェクト」の第2回講座で、システム理工学部の増田幸宏教授が講師を務めました。

「知生き人(ちいきじん)養成プロジェクト」は、芝浦港南地区の在住者、在勤者、在学者を対象として、地区内にキャンパスを有する東京海洋大学及び芝浦工業大学等と連携しながら、地域の多種多様な情報を学ぶ場を提供する事業です。

本講座では「暑い夏の過ごし方を考えてみよう!暑熱環境計測・発見ツアー」をテーマに、芝浦港南地区のまちを歩き、身の回りの暑熱環境の実測し熱中症リスクの発見をするツアーを実施しました。

参加者は「芝浦港南地区 水辺資源等が豊富なこのまちの魅力」のレクチャーを受けた後、放射温度計や風速計、熱中症の指標である暑さ指数(WBGT)等の様々な計測器を持ち、まち歩きに出発!日差しの強い場所と日陰のある場所の温度や、アスファルトと土の表面温度の比較、橋の上やビルの谷間で風の強さを計測しながら、身の回りの熱中症リスクについて学びました。

今回の講座を通じて、方位や風の流れ、土の涼しさや街路樹等の自然空間や、日陰も上手く活かした「まちづくり」の大切さを実感しながら、水辺や緑陰のあるまちの魅力を再発見しました。

*暑さ指数(WBGT): 人体と外気との熱のやりとり(熱収支)に着目した指標で、人体の熱収支に与える影響の大きい ①湿度、 ②日射・輻射(ふくしゃ)など周辺の熱環境、 ③気温の3つを取り入れた指標(環境省HPより)



受講生である地域の方々が、地域に関する知識を習得することで、自らが新たなまちの魅力を発見し、まちの将来を考えるきっかけとなり、新たなコミュニティ形成を推進できるような人材として育っていくことが期待されます。本学もその様な人材育成、コミュニティ形成に貢献していきます。

-->「知生き人(ちいきじん)養成プロジェクト」WEBサイト(外部リンク)

2020年3月17日に開催が予定されていた「第6回 COC学生成果報告会~COC Activities; the Best Selections 2019~」は、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大により、大変残念ながら中止いたしました。

報告会の中止により、来場者による投票(審査)はかなわなくなりましたが、2019年度のCOC 全13プロジェクトが年間を通じて地域と取り組んできた成果の発表・審査の機会を設けたいとの方針により、代替措置として提出されたポスターによる審査を実施いたしましたので、以下のとおり審査結果を公表いたします。

金賞:「都市の災害を考えるワークショップ実施と展覧会の開催」より
 

 

第6回 COC学生成果報告 審査結果

 
金賞 都市の災害を考えるワークショップ実施と展覧会の開催
銀賞 ロボット技術による見守り・健康支援等スマートタウン構築(地域連携の強化)
銅賞

内部河川・運河の活用とコミュニティ強化

 

もの・ことづくりのためのイノベーション創出:産学地域連携による実践型システムデザイン教育

 
インバウンドビジネスを創出するグローバル・ローカリゼーションプロジェクト
敢闘賞 まちづくりコラボレーション~さいたまプロジェクト

システム思考を用いた地域間連携型農業支援

気候変動と地震災害に適応したレジリエントな地域環境システム

東京臨海地域における安心安全のまちづくり

地域コミュニティにおける生活コミュニケーション活性化技術 – 人に優しいIoTによるQoL向上の実現 –

グローバルな女性エンジニアを育てるPBL教育の検討と実践

学生の主体性を生かした地域貢献の取り組み〜多機能型運動教室の実践〜
 
(審査辞退)芝浦アーバンデザイン・スクール2- 地域まちづくり組織への実装 –

チームパン!表彰式



チームパン!発表



チームモウモウ!発表



表彰された5チーム


2019年12月6日、さいしんホール(さいしん熊谷本町ビル)にて、「開放特許を活用した学生アイデア発表会in埼玉(注1)」が行われました。
本学からシステム工学特別演習と、システム理工学部・機械制御システム学科・長谷川研究室から2チームが参加し、全体で5大学13チームが発表を行いました。本学2チームのチーム名、製品名、活用した開放特許は下記の通りです。

 

■チームパン!:ぽてどり、キューピー株式会社・カスタードプリンの食感改良技術
■チームモウモウ!:モウモウ!取らないで!!、富士通株式会社・スマートグリップ技術

 

いずれも本学の特徴を生かした素晴らしい発表でしたが、チームパン!が優秀賞を、チームモウモウ!が奨励賞を受賞しました。
本学としては2年連続の優秀賞受賞となります。

 

(注1)学生達が大手企業等の開放特許を活用した商品アイデアを創出し、それを実施する企業を募集して、特許を持つ企業や連携支援機関等と協力して商品化を目指す事を目的として毎年開催されている企画です。
主催:一般社団法人さいしんコラボ産学官、共催:埼玉信用金庫、後援:埼玉県、信金中央金庫、日刊工業新聞社さいたま総局

イベントのチラシは下記をご参照下さい。
最終発表会 パンフ

2019年11月23日、東京都港区の「みなとパーク芝浦」にて開催された「知生き人(ちいきじん)養成プロジェクト」の第5回講座で、システム理工学部の増田幸宏教授が講師を務めました。

「知生き人(ちいきじん)養成プロジェクト」は、芝浦港南地区の在住者、在勤者、在学者を対象として、地区内にキャンパスを有する東京海洋大学及び芝浦工業大学等と連携しながら、地域の多種多様な情報を学ぶ場を提供する事業です。(主催:芝浦港南地区総合支所協働推進課)

第5回講座は「逃げずに、とどまる防災~地域の防災設備等を発見し、建物内待機の重要性を学ぶ~」をテーマに開催されました。

講座の参加者は「安全・安心のまちづくり」のレクチャーを受けた後、東日本大震災を踏まえ、大幅な防災機能の強化がされた「みなとパーク芝浦」の施設および設備等を見学し、多様な種類の非常食(お湯、常温の水を使うもの、缶詰など)を試食しました。このような様々なアクティビティを通じて、臨海部のまちならではの魅力・特徴や防災施設、設備を発見するとともに、建物にとどまる防災対策の重要性を学びました。



「知生き人(ちいきじん)養成プロジェクト」は、1年間を通じて、全8回の講座を受講し、講座修了者は「知生き人(ちいきじん))」として認定されます。

受講生である地域の方々が、地域に関する知識を習得することで、自らが新たなまちの魅力を発見し、まちの将来を考えるきっかけとなり、新たなコミュニティ形成を推進できるような人材として育っていくことが期待されます。本学もその様な人材育成、コミュニティ形成に貢献していきます。

-->「知生き人(ちいきじん)養成プロジェクト」WEBサイト(外部リンク)

 

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