OPEN長屋&公開講座を行いました

2017年3月4日、芝浦工業大学と地域が連携して運営しているまちづくり拠点「月島長屋学校」(中央区月島3-21-4)を期間限定オープンし、「OPEN長屋&公開講座」を行いました。

「OPEN長屋」は、伝統的長屋のリノベーション物件を開放して、興味のある方々に自由に見てもらうものです。「月島路地マップ」を見た方など、外国人を含む様々な方が訪れました。

公開講座では、「月島を再発見する」と題して、工学部建築学科の志村教授より、江戸時代から始まる佃島、明治時代から始まる月島のまちの成立の成立過程、現代に残る「生活景」の大切さなどについての講演を行いました。17名が参加し、長屋の空間が一杯になりました。


意見交換では、長屋の生活景を活かしたまちづくりは出来ないのか、都市の成長ではなくQOL(生活の質)を指標とすることはできないかなど、再開発が進む月島ならではの意見が挙げられました。

まちづくりを他人事にせず自分たちのものであるという感覚を掴むためには、路地空間や長屋のリノベーションなど、身近な生活景を再発見し、高めていくことが大切です。今回のOPEN長屋で回答いただいたアンケートは、修士論文の素材として、今後のまちづくりを研究するための貴重な素材となります。


次回は、3月24日(土)13:00〜「OPEN長屋&まち歩き」として、実際にまち歩きを行って意見交換を行います。

・オープン長屋 13:00~17:00 ※参加費無料、ご自由にお越し下さい
・月島まち歩き 13:00~15:00 ※参加費無料、事前申込みをお願いします =>申込みフォーム

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