地域設計演習発表・講評会を行いました

2017年1月17日、工学部建築学科の「地域設計演習」(3年生)の発表・講評会を行いました。

建築や都市の計画には、具体的に空間をデザインする能力のみならず、都市や地域を観察し、埋もれている資源を発見すること、ユーザーである「市民」から意見を聞き、「現場」の実状を的確に把握することが求められます。本演習は、都市の文脈を解読する作業と、都市の実状を把握しながら、「現場」と「市民」から学ぶ体験を通じて、都市・建築デザインの基礎となる調査・分析方法と技術を学びます。同学科の授業「地域分析演習」ともリンクしています。

「河川・水辺と歴史資源を活用するコミュニティ・デザイン」をテーマに、学生13名(4グループ)が発表を行いました。授業担当教員2名・TA3名に加え、地元関係者の方3名(町会、公共施設、NPO)にも参加いただいて講評を行いました。また、発表後はポスターセッションで意見交換を行いました。



【発表グループ】
①川と街をつなげる 〜隅田川沿い
②水辺と親しむ空間 〜大横川西支川
③街角 いーとりぶ 〜村林ビルの活用
④みち・まち 〜佐賀町

 

本講座は、「内部河川・運河の活用とコミュニティ強化」プロジェクトの一環として実施しています。

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