建設工学演習・プランニングの最終発表を行いました

1月14日(水)に芝浦工業大学「サテライトラボ上尾(※)」にて、修士1年生を対象とした建設工学演習・プランニングの最終発表会が開催されました。

本演習は「地域資源を活かした空間計画・デザインとエリアマネジメントの提案」を行うものです。

対象地域は、上尾市内の原市団地、白樺団地および両団地を含む一帯で、雑木林や畑、教育機関などの資源を持つ一方、住民の高齢化や建物の老朽化、空き家の発生など、大都市郊外の典型とも言える課題を抱える地域です。

11月の中間発表では、土地の歴史や現況の分析、コミュニティ・ビジネスや健康づくりなどのコンセプト提案を行い、今回の最終発表会では、それらをふまえた空間デザインやエリアマネジメントの提案にまとめました。

提案テーマ: 地域とまざりあう団地(チーム原市団地)、白樺団地(チーム白樺団地)、コパン・de・マルシェ―原市さんの1日―(チーム健康愛好会)

演習に当たっては、両団地の住民やUR都市機構、上尾市役所、上尾看護専門学校、コープみらいなどの関係者の皆さまに、途中段階でのヒアリング、提案の検討、発表会でのコメントなど、様々な局面で協力を頂いています。

最終発表会では約25名の参加を頂き、「学生の視点から新しいアイデアを得た」、「これは実現できる」「実現にはさらにここを詰める必要がある」など、主体的なコメントをいただきました。現地にサテライトラボを設置し、関係者の皆さまと「一緒に考えていく」スタンスで検討を重ねてきた成果が出てきたものと考えており、今後は実現に向けた取り組みも考えていきます。

IMG_6357
 

IMG_6358 IMG_6347
※「サテライトラボ上尾」は、埼玉県の原市団地内店舗を活用した大学施設です。

 

Top