11月2日(月)に芝浦工業大学・豊洲校舎に於いて、『2015秋のADAM発表会』を実施しました。自動車メーカー様、自動車部品メーカー様を初めとする企業様、連携自治体様等、学外からの来場者43名、学内来場者36名、合計79名にご参加頂き、活発な質疑応答がおこなわれました。
*ADAM (Advanced Automobile and Mobility Consortium)
複数の参加者の皆様から「学生が熱心に研究内容を説明してくれた。」とのコメントを頂きました。また、学生からは「企業の方からのアドバイスは非常に参考になりました。自分が気づかなかった課題も見つかりました。」、担当教員からも「学生相手もあってのことか、率直なコメントをいただいたと思います。また、学生へは良い刺激になって、今後との発表会や研究そのものへの取り組み姿勢に役立ったと思います。」等のコメントが寄せられ、大変意義のある会になりました。
次回は3月17日(木)に芝浦工業大学・大宮校舎にて、『大宮産学官連携研究交流会』の中でおこないますので奮ってご参加下さい。
11月2日(月)の講演、発表、公開の詳細は下記の通りです。
■講演:
「自動運転技術の課題と将来の実現性」(株)本田技術研究所 横山利夫様
「運転支援システムにおけるヒューマンセンタードデザインの提案」古川修特任教授
■発表:担当教員と学生がポスター説明
<<<ヒューマンマシンシステム研究室(工学部 廣瀬研究室)>>>
・車線維持支援システムの使用時における運転者の覚醒状態の維持に関する研究
・交通事故防止を目指した携帯機器の位置測位の精度に関する研究
・事象関連電位を用いた制御動作におけるドライバの意思推定
・ドライバモデルを用いた自動運転から手動運転への切り替え手法に関する研究
・自動運転の機能限界時におけるドライバへの注意喚起とその効果
・自転車の交通事故の低減を目指したサイクリング特性に関する研究
・自動運転から手動運転への切替時における低覚醒ドライバの運転特性
・自動運転利用時の睡眠状態から覚醒状態に変化した場合におけるドライバの運転特性に関する研究
・ドライバモデルを用いた自動ブレーキシステムに関する研究
<<<情報システム工学研究室(工学部 大倉研究室)>>>
・車載機器の感性評価の研究
<<<アルゴリズム研究室(工学部 大関研究室)>>>
・輝度判定とソーベル差分を用いたナンバープレート検出
・対称性を利用したヘッドライト検出の精度向上
・悪条件下の道路画像における走行車線検出
<<<最適システムデザイン研究室(システム理工学部長谷川研究室)>>>
・ イナータによる新サスペンションシステム
・自動車の運転特性と心理特性を用いた旅行者のためのVehicle-to-Internetの基礎研究
<<<デジタルエンジニアリング研究室(システム理工学部 渡邉研究室)>>>
・パッシブ型非線形ダンパとモデル化
<<<運転支援システム研究室(システム理工学部 伊東研究室)>>>
・自動運転から手動運転への操作主権移動に必要な時間
・前方走行環境条件によるヘッドアップディスプレイ表示に関する研究
・画像情報による自車位置推定に関する研究
・運転動作の変化による渋滞予測
・単眼とステレオを用いたセンサフュージョンによる走行環境認識に関する研究
・スマートフォンによる最適経路推定手法の提案
・バックカメラを用いた射影変換による3次元情報復元に関する研究
・射影変換を用いた前方風景のぶれ補正に関する研究
・車間距離警報システムの効果的な提供方法に関する研究
・実車による自動運転体験のための擬似コックピット開発に関する研究
・単眼画像処理による夜間走行環境認識に関する研究
<<<COCプロジェクト「低炭素パーソナルモビリティと移動情報ネットワークシステムの開発」(代表:古川修特任教授)>>>
・ジャイロ効果を用いた二輪転倒防止装置システムの開発
■公開:ドライビングシミュレータ(廣瀬研究室)
以上