2019年11月23日、東京都港区の「みなとパーク芝浦」にて開催された「知生き人(ちいきじん)養成プロジェクト」の第5回講座で、システム理工学部の増田幸宏教授が講師を務めました。
「知生き人(ちいきじん)養成プロジェクト」は、芝浦港南地区の在住者、在勤者、在学者を対象として、地区内にキャンパスを有する東京海洋大学及び芝浦工業大学等と連携しながら、地域の多種多様な情報を学ぶ場を提供する事業です。(主催:芝浦港南地区総合支所協働推進課)
第5回講座は「逃げずに、とどまる防災~地域の防災設備等を発見し、建物内待機の重要性を学ぶ~」をテーマに開催されました。
講座の参加者は「安全・安心のまちづくり」のレクチャーを受けた後、東日本大震災を踏まえ、大幅な防災機能の強化がされた「みなとパーク芝浦」の施設および設備等を見学し、多様な種類の非常食(お湯、常温の水を使うもの、缶詰など)を試食しました。このような様々なアクティビティを通じて、臨海部のまちならではの魅力・特徴や防災施設、設備を発見するとともに、建物にとどまる防災対策の重要性を学びました。
「知生き人(ちいきじん)養成プロジェクト」は、1年間を通じて、全8回の講座を受講し、講座修了者は「知生き人(ちいきじん))」として認定されます。
受講生である地域の方々が、地域に関する知識を習得することで、自らが新たなまちの魅力を発見し、まちの将来を考えるきっかけとなり、新たなコミュニティ形成を推進できるような人材として育っていくことが期待されます。本学もその様な人材育成、コミュニティ形成に貢献していきます。
-->「知生き人(ちいきじん)養成プロジェクト」WEBサイト(外部リンク)