2018年1月17日、大宮キャンパスにて、埼玉県総合技術センターによる連携講義を行いました。本連携講義は、埼玉県と本学の包括連携協定に基づいて実施されており、本年度は大学院建設工学専攻の授業「環境基盤特論」を利用して行いました。土木工学科でも同様に連携講義を行っています。
2017年度連携講義のテーマ
・「川の国埼玉」をめざしてー川の再生の取組について(県土整備部水辺再生課)
・「都市における公園・緑地計画」(都市整備部公園スタジアム課)
当日は、埼玉県職員3名にご来校・講義をいただきました。学生(修士1、2年)9名、教職員2名が参加しました。
埼玉県は、河川面積の割合や川幅が日本一であるという特徴があり、平成19年「川の再生基本方針」に始まり、水辺再生に係るプロジェクトを継続的に推進しています。また、歴史ある大宮公園をはじめ、様々な公園整備を進めてきました。
高度成長期から成熟社会にかけて、都市インフラにおいても、量の充足からサービスの向上、維持管理コストの低減などが課題となっています。インフラの整備や維持管理においても、地域住民や市町村、民間との連携をコーディネートする視点が欠かせません。講義では、現場で活躍されている県職員の方より、具体的な地域の事例も挙げて説明をいただきました。
本連携講義は、「気候変動と地震災害に適応したレジリエントな地域環境システム」の一環として実施されました。