東京臨海地域の防災について研究しています

豊洲地区は新しく開発された市街地で高い防災性能を持っています。一方、周辺には防災性能に課題を抱える木造密集市街地が存在すると共に、基幹的広域防災拠点である有明の丘、救助活動のインフラともなり得る運河・河川なども存在します。

工学部建築工学科の「建築ゼミナール」(学部3年生、担当:佐藤宏亮准教授)では、共通テーマ「豊洲の防災ヘッドクォーター構想」に向けて、災害発生時の豊洲のポテンシャルや位置づけを調査検討しながら、対応に向けた計画を検討しています。

前期は豊洲地区を中心とした都市情報の集積や分析に取り組んできました。後期はその情報を体系的に整理し、提案としてまとめていきます。学生がチームを組んで自らテーマを設定する中で、河川・運河の活用や地域のコミュニティ育成といった様々な視点から検討が進められており、連携している地域企業の方からもアドバイスをいただきながら進めています。


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2015年12月19日のゼミ(企業の方からのアドバイス)

本授業は、「東京臨海地域における安心安全のまちづくりを推進するロードマップの作成」プロジェクトの一環として行われています。

 

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