大宮駅東口「熱中症リスク発見ツアー」を行いました

システム理工学部環境システム学科環境基盤研究室(増田幸宏准教授)では、都市の高温化が深刻化していく中でも「歩いて暮らせる都市づくり」を実現するための検討を進めています。

夏でも多くの人が都市を歩いて移動する中、気温が上昇しても人間への影響が少ない安全・安心な都市づくりとして、特に、熱中症リスクを見える化し、共有することが大変重要です。

大宮駅周辺の暑熱環境の実態を把握し、熱中症リスクを発見していく取り組みを、地域住民の方々と一緒に進めていくための第1弾として本ツアーを行いました。

日時:2015年8月24日 13:00~16:00(ミニレクチャー・測定ツアー)
場所:大宮駅東口(駅前~一の宮通り~平成ひろば~中央通り)
参加者:17名(地域住民関係者等11名+芝浦工大プロジェクト関係者7名)

地域の住民・まちづくり団体・行政の方々にご参加をいただくとともに、会場やまちづくりのお話など貴重なお話をいただきました。ありがとうございました。

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測定成果は分かりやすく整理して地域の方々と共有するとともに、今後は、市内他地域でのデータ取得、都市デザインとの協働などの展開を検討していきたいと思います。

本ツアーは「気候変動と地震災害に適応したレジリエントな地域環境システム」の一環として実施されました。

 

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