2017年11月15日、すみだテクノプラザにて、「建設工学演習・プランニング」の中間発表会を行いました。
本演習は、2016年度より墨田区の曳舟駅周辺(向島・京島地域)を対象に、学生(理工学研究科建設工学専攻修士1年)が自ら対象地域と課題を設定し、まちづくり提案を行うもので、担当教員も建築・土木・都市計画分野の各分野にまたがっています。
今年度は「地域資源を活かした空間計画・デザインとエリアマネジメントの提案」がテーマです。3グループとも京島2・3丁目地区を対象として選択しました。
当日は、学生11名(3グループ)が発表を行いました。教職員7名に加え、地域の企業・NPO・金融機関等の関係者の皆さま9名に参加をいただきました。地域関係者の皆さまからは、各々の業務や生活者などの観点から、暖かく、適切なご助言をいただきました。
中間発表会の質疑
【いただいた意見(全体的な意見)】
・一般論ではなく、京島ならではの資源の発見や課題の設定が重要。そのために、現地ヒアなどを積極的に行うべき。
・全体像と個別の関係を見失わないように留意が必要。俯瞰して整理するとよい。
…等々(その他、各々の経験をふまえた事例紹介、ご意見など多数いただきました)
学生たちは来年1月の最終発表に向けて、ストーリーの再構築や提案の具体化に取り組んでいきます。
発表会後の反省会
本演習は「「気候変動と地震災害に適応したレジリエントな地域環境システム」の一環として実施しています。