2017年10月28日(土)、墨田区曳舟地域にて「防災遠足」を開催しました。
曳舟地域は防災上の課題を抱える地域であり、地域の高齢者には、「災害時1人で逃げる自信がない」という不安があります。防災遠足は、「地域を知り、自分を知り、防災を知る」をキーワードに、防災や福祉など多様な関係者の協働により進められるイベントで、地域内から広域避難場所である東白鬚公園まで実際に歩きながら、地域の特徴や自分の限界も再確認するものです。
今年度は、芝浦工業大学学生プロジェクト「すみだの’巣’づくりプロジェクト」と「(NPO)燃えない壊れないまち・すみだ支援隊」による主催で実施しましたが、実施にあたっては、地域関係者16団体の協力による「防災遠足運営会議」を発足し、検討を積み重ねてきました。
当日はあいにくの雨でしたが、1〜82歳までの地域住民、福祉関係者、看護師、高校生、大学生などの総勢83人が参加しました。
【主催】すみだの`巣`づくりプロジェクト(芝浦工業大学)、 (NPO)燃えない壊れないまち・すみだ支援隊
【共催】むこうじま高齢者みまもり相談室、むこうじま高齢者支援総合センター、早稲田大学長谷見研究室
【協力】( 公財) 東京都公園協会、白鬚東地区自治会連合会、かぁかのおうち、高久産業(株)、都立橘高校生徒会、 すみだケアマネジャー連絡会、墨田区訪問介護事業者連絡会、 (NPO)長寿安心会、一寺言問を防災のまちにする会、芝浦工業大学地域安全システム研究室
(順不同)
–>こちらもご覧下さい(すみだの’巣’づくりプロジェクトFaceBookページ)
本イベントは、「気候変動と地震災害に適応したレジリエントな地域環境システム」プロジェクトの一環として行われました。