2017年9月15日〜24日、大宮区役所前道路予定地にて「おおみやストリートテラス」が開催されました(主催:アーバンデザインセンター大宮[UDCO])。道路拡幅予定地を活用して、情報発信や飲食、休憩スペースなど、大宮らしい文化の発掘に向けた取り組みを行うものです。
9月19日の「アーバンデザイントーク#002」では、環境システム学科(教授 鈴木俊治)の学生2名が参加して、地域のまちづくり関係者と意見交換を行いました。
9月21日〜22日にかけては、環境基盤研究室(准教授 増田幸宏)では、まちかの回遊性や安全性を高める「クールスポット」の提案として、デモ・ミニレクを実施しました。本提案は、都市の高温化が深刻化していく中でも「安心して歩いて暮らせるまちづくりを環境面から考える」ために、産学連携による「さいたま・人×まち×暮らし・レジリエンス研究会」を発足し、小庭・緑×自販機×デジタルサイネージの提案を行ったものです。
当日は、地域住民の方、国土交通省関東地方整備局やさいたま市役所など行政関係の方が見え、実際にWBGT計やサーモグラフカメラなどに触れながら、熱中症や災害情報の共有について意見交換を行いました。今後、地域内での試験的な実施に向けて検討を進めていきます。
本デモ・ミニレクは、「気候変動と地震災害に適応したレジリエントな地域環境システム」プロジェクトの一環として実施してました。