2016年12月3日、すみだ産業会館にて、墨田区の商店街と、商店街や地域活性化に関わる11大学(研究室等)による「商店街×学生シンポジウム」が開催されました。
今の地域・商店街には、経営者の高齢化による後継者不足や人材不足、賑わい演出やイベントの継続困難などの問題を抱えているところも少なくありません。そのような中、商店街活性化の新たな担い手として”学生”が活躍し、商店街に貢献しながら、貴重な現場学習の場となっている事例もあります。本シンポジウムはそのような事例の情報交換の場として実施されました。
芝浦工業大学からは「すみだの’巣’づくりプロジェクト」メンバーが参加し、活動紹介やポスターセッションを行ってきました。
「すみだの’巣’づくりプロジェクト」は、学生が企画運営し、本学が資金援助を行う「学生プロジェクト」に2016年度採択され、防災や高齢者福祉などを意識した地域連携の促進を行っています。COCプロジェクトと連携することで、社会貢献の取り組みが拡充されました。
商業系の取り組みが多い中、理工系大学らしい特色をもった参加内容となり、他大学の学生とも互いに補い合える有益な交流の場となりました。
COCプロジェクト「気候変動と地震災害に適応したレジリエントな地域環境システム」は、学生プロジェクト「すみだの’巣’づくりプロジェクト」と連携して活動しています。