研究の概要・特徴
当研究室では、超音波診断装置・磁気共鳴装置等の医用画像診断装置、筋力計、表面筋電図等を用いて、ヒト生体における実測データを収集し、特にヒト骨格筋における量的・質的評価に関する研究を行っています。
(1)超音波エラストグラフィを用いた筋硬度評価
近年、世界中で行われ始めている超音波エラストグラフィを用いた筋硬度評価に関連する研究成果が多数あります。筋のコンディションの客観的な評価が可能な筋硬度データは、新たなトレーニング方法の教示、トレーニング機器・ウェア・健康器具の開発等に生かせることが期待されています。
(2)筋力・筋量と障害予防の関係
対となる筋群(例:大腿の表側と裏側の筋群)における筋力及び筋量のアンバランスさが、関連する関節の障害につながる可能性が示唆されています。当研究室では、障害予防に繋がる知見を得ることを目的として、年齢問わずこれらのデータを収集しています。