【公益財団法人 日立財団】日立感染症関連研究支援基金募集開始のご案内

目的

社会経済活動が複雑に連結する国際社会において、新型コロナウイルス（COVID-19）のパンデミックが世界各国で甚大な人的・経済的・社会的影響を及ぼすとともに、その対処を通して政治・経済、法制度、科学技術、国際関係など様々な分野において多くの脆弱性や課題が浮き彫りになりました。現在、国際社会はCOVID-19禍収束への努力とともに、よりレジリエントな社会の構築に向け、COVID-19禍からの教訓と知を共有する必要があります。
本基金は、COVID-19禍への対処において顕在化したさまざまな問題をエビデンスに基づき学術的に調査、分析、考察し、その知見を国際的に共有することをめざす研究に対して助成するものです。

応募条件

1．複数の研究者（以下、「研究チーム」）による共同研究提案であること。
2．研究チームに一人の研究代表者を置き、研究代表者が申請者となること。
3．研究代表者は、日本国内の大学や研究機関（株式会社は除く）に所属していること。また、研究代表者は、その所属機関長（総長、学長、研究科長、学部長、理事長、研究所長、直属の上長等）の推薦書を提出すること。
4．研究代表者は原則、助成期間中に交代することなく研究代表者としての役割を果たせる前提であること。
5．研究代表者は日本国籍を有する者、または、日本での永住を許可されている外国人であること。
6．研究チームには、必ず海外の大学または研究機関に所属している共同研究者が含まれていること。

研究分野

臨床研究や生物医学的研究ではなく、COVID-19禍が市民生活、政治・経済、法制度、科学技術、地域社会、国際関係などに及ぼした影響についての人文社会科学、政策科学、社会医学的側面からの調査分析や国際比較調査分析などとしますが、必ずしもCOVID-19の感染症に限定するものではありません。研究対象国は日本に限定する必要はありません。

※分野は多岐にわたり、また財団HPに例がいくつか載っておりますのでご参照ください。

助成金額

大型研究

5,000万円以下／件
扱う課題領域が複数あり、複数の専門性が求められる複合的テーマで、扱う地域が複数の大陸に広がりをもつ大規模な研究。

中型研究

3,000万円未満／件
大型研究に満たない規模（課題領域や求められる専門性が限定的で、扱う地域、国が複数）の研究。

研究期間

2021年12月から最長3年間

応募方法

財団ＨＰより応募書類をダウンロードし、必要事項をご記入の上、財団指定の申請登録画面より登録、電子申請してください。

※応募詳細は財団ウェブサイトをご覧ください
＜公益財団法人　日立財団＞
https://www.hitachi-zaidan.org/activities/fundsupport/index.html

応募締切

申請意思表明締切：2021年6月16日（水）
学内締切：2021年6月23日（水）
財団締切：2021年6月30日（水） 23：59（日本時間／電子申請システム閉鎖時間）

※申請をご希望の場合は、研究企画課担当まで申請意思表明をお知らせくださいますようお願い申し上げます。

応募先・お問い合わせ先

公益財団法人　日立財団「日立感染症関連研究支援基金」事務局
〒１００－８２２０　東京都千代田区丸の内１－６－１　丸の内センタービル１２階
E-mail:fundsupport@hdq.hitachi.co.jp

※応募詳細は財団ウェブサイトをご覧ください
＜公益財団法人　日立財団＞
http://www.hitachi-zaidan.org/index.html

■本件に関する問い合わせ先

担当　：　研究推進室　研究企画課　小口、在原

TEL　：　０３－５８５９－７１８０

FAX　：　０３－５８５９－７１８１

E-mail　：　sangaku@ow.shibaura-it.ac.jp

※申請をご希望の場合は、研究企画課担当まで申請意思表明をお知らせくださいますようお願い申し上げます。