【AMED】平成30年度 感染症研究分野 「開発途上国のニーズを踏まえた感染症対策研究」の公募について
1.公募概要
国立研究開発法人日本医療研究開発機構(以下、AMED)は、地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)において、平成30年度感染症分野の公募を以下の要領で実施いたします。
本プログラムは、開発途上国のニーズを基に、地球規模課題を対象とし、将来的な社会実装の構想を有する国際共同研究を政府開発援助(ODA)と連携して推進します。
一国や一地域だけで解決することが困難で国際社会が共同で取り組むことが求められている課題(地球規模課題)の解決及び科学技術水準の向上につながる新たな知見や技術を獲得することやこれらを通じたイノベーションの創出を目的としています。また、その国際共同研究を通じて開発途上国の自立的研究開発能力の向上と課題解決に資する持続的活動体制の構築を図ります。
応募の要件:地球規模課題対応国際科学技術協力プログラムは、ODAとの連携事業であり、AMEDへの研究提案に当たって、相手国側研究者と共同研究内容を十分に調整していただくとともに、相手国研究機関から相手国のODA担当省庁を通じて技術協力要請が日本大使館を経由して外務省に提出されることが必要です。
研究内容 :HIV/エイズ、エボラ出血熱、マラリア、デング熱、結核、高病原性鳥インフルエンザ、狂犬病、カルバペネムやコリスチンなどの薬剤耐性菌などの新興・再興感染症は、開発途上国において健康への脅威となるだけでなく、社会・経済開発への重大な阻害要因の一つとなっています。各国間での人と物の往来が頻繁になっている現在においては、開発途上国のみの問題にとどまりません。このため、国境を越えて迅速に伝播しうる感染症に関する国際協力を強化することが求められています。感染症領域における地球規模課題解決のための研究開発としては、以下の例など取組が挙げられます。
◆高病原性鳥インフルエンザ、狂犬病などの人獣共通感染症に関する研究開発
◆HIV/エイズ、エボラ出血熱、マラリア等の原虫及び寄生虫、デング熱、結核、カルバペネムやコリスチンなどの抗菌薬耐性菌等の新興・再興感染症の疫学、診断、予防、治療等に関する研究開発
詳細は下記ホームページでご確認ください。
http://www.amed.go.jp/koubo/030120170612.html
2.公募期間
平成29年9月12日(火)から同年10月30日(月)正午必着
3.学内申請について
申請をご希望の場合は、学内申請書に必要事項をご記入いただき、担当までお知らせ下さいますようお願い申し上げます。
また、機関へ提出の申請書も併せてご提出いただきたく、お願い申し上げます。
学内申請書はこちらをご利用ください。【学内様式】競争的資金(外部資金)応募申請書
お問い合わせ先
芝浦工業大学
産学官連携・
研究支援課
〒135-8548 東京都江東区豊洲3-7-5(豊洲キャンパス 研究棟3階)
TEL:03-5859-7180/FAX:03-5859-7181
E-mail:sangaku@ow.shibaura-it.ac.jp