【一般財団法人　トヨタ・モビリティ基金】2017年度「水素社会構築に向けた確信研究助成」募集のご案内

トヨタ・モビリティ基金は、政府、地域行政、大学、研究機関やNPOが取り組む「より良いモビリティ社会の構築」に向けた活動をグローバルに助成・支援を行う一般財団法人です。

1．研究助成の趣旨

日本の「水素・燃料電池戦略ロードマップ」（2015年6月発表、2016年3月改定）では、2040年までに、トータルでのCO2フリー水素供給システムを確立するとしています。また、その後に発表された「CO2フリー水素ワーキング報告書」（2017年3月）では、さらに2030年頃からのCO2フリー水素の展開拡大を提言しています。
このように、将来の水素社会の実現を確実にし、日本と世界におけるCO2削減に貢献するためには、水素の低炭素化・CO2フリー化と、水素と水素システムの大幅な低コスト化が求められており、それに資する革新技術の研究開発が必要です。
今回トヨタ・モビリティ基金（以下、「TMF」）では、「水素社会構築に向けた革新研究助成」を創設し、次世代を担うと期待される研究者による独創的、革新的、意欲的な研究への助成を通じて、水素社会構築に資する革新技術の基礎研究を支援していくことにいたしました。

2．研究助成の公募分野

本研究助成の基本コンセプトと公募四分野は以下の通りです。研究テーマ例はあくまで例ですので、独創的、革新的、意欲的な提案を歓迎いたします。

基本コンセプト

水素の低炭素化・CO2フリー化や、水素と水素システムの大幅な低コスト化に資すると考えられる研究で、おおむね2025～2030年頃の実用化が期待されるもの

公募分野

分野1 ： 水素製造
分野2 ： 水素キャリア
分野3 ： 水素利用
分野4 ： エネルギーシステム

3．応募資格

応募者（研究代表者）は、以下の条件を満たしていることが必要です。
条件を満たしていれば、他の研究機関の研究者や企業などと協力して実施する研究の提案も可能です。
・日本国内の大学・大学院、大学の付属研究機関、大学共同利用機関、高等専門学校、公的研究機関に所属する研究者であること。次世代を担うと期待される研究者の応募を奨励します。
・所属機関の所属長が、応募を承認していること。
・公的機関への申請・参加資格を制限されていないこと。

4．助成期間・助成金・件数

助成期間

1～3年（研究内容により決定）

助成金・件数

1件当たりの上限は 1,000万円で 10～20件程度。総額約1億円を目途。

申請方法

財団ニュースリリースより申請書様式をダウンロードし、必要事項をご記入の上郵送または宅配にて申請してください。送付後、応募書類一式のPDFファイルをメールでも送付願います。
※申請には所属機関の所属長の承認が必要です。

※応募書類の様式は、以下の財団ニュースリリースからリンクされています。
»http://toyotamobilityfoundation.org/pdf/press_release_20170731_jp.pdf

＜一般財団法人 トヨタ・モビリティ基金＞
»http://toyotamobilityfoundation.org/ja/

応募締切

申請意思表明締切 ： 2017年9月15日（金）
企画課締切 ： 2017年9月22日（金）
財団締切 ： 2017年9月29日（金） 当日消印有効 （直接の持ち込み不可）

※申請をご希望の場合は、研究企画課担当まで申請意思表明をお知らせくださいますようお願い申し上げます。

応募先・お問い合わせ先

「水素社会構築に向けた革新研究助成」事務局
〒100－0011
東京都千代田区内幸町1-1-1 帝国ホテルタワー13階 ㈱テクノバ内
TEL ： 03－3508－2280

※応募書類の様式は、以下の財団ニュースリリースからリンクされています。
»http://toyotamobilityfoundation.org/pdf/press_release_20170731_jp.pdf

＜一般財団法人 トヨタ・モビリティ基金＞
»http://toyotamobilityfoundation.org/ja/

本件に関する問い合わせ先

担当 ： 研究推進室 研究企画課 羽賀、小川
TEL ： 03－5859－7180
FAX ： 03－5859－7181
E-mail ： sangaku@ow.shibaura-it.ac.jp

※申請をご希望の場合は、研究企画課担当まで申請意思表明をお知らせくださいますようお願い申し上げます。