【農林水産省】平成２９年度　畜産分野における気候変動緩和技術の開発

1.公募概要

IPCC（気候変動に関する政府間パネル）第５次評価報告書（平成26年11月公表）においては、気候システムの温暖化は疑う余地はないとされており、地球温暖化は世界中の自然と社会に深刻な影響を与え、我が国農林水産物の生産にも重大な影響を及ぼすことが懸念されています。
また、国連気候変動枠組条約第21回締約国会議（COP21）で採択された「パリ協定」や「日本の約束草案」を踏まえ、我が国の地球温暖化対策を総合的かつ計画的に推進するための計画として、「地球温暖化対策計画」が平成28年5月に閣議決定されました。計画では、温室効果ガスの排出量を、2030年度に2013年度比で26％削減するとの中期目標とともに、長期的目標として2050年までに80％の温室効果ガスの排出削減を目指すこととしており、温室効果ガスの抜本的排出削減を可能とする革新的技術の開発の必要性が明記されているところです。
さらに、これを受けて、農林水産省では平成28年度中に「農林水産省地球温暖化対策計画」を策定予定としているところです。これら取組を推進するため、農業分野における温室効果ガス排出源のうち、多くを占める畜産分野において、温室効果ガス排出削減技術を開発します。

2. 事業内容

技術・事業分野：【総合系】（環境学）環境解析学、環境保全学
【生物系】（総合生物）生物資源保全学
【生物系】（農学）生産環境農学、動物生命科学

事業分類：委託研究、SBIR

対象者：企業（団体等を含む）、大学等、研究者・研究チーム、技術移転機関、地方公共団体、NPO等非営利団体、個人

3.申請期限

2017年2月6日 ～ 2017年3月28日

詳細については、公式サイトをご確認ください。
http://www.affrc.maff.go.jp/docs/project/2017/project_2017_1.htm

4.学内申請について

申請をご希望の場合は、学内申請書に必要事項をご記入いただき、担当までお知らせ下さいますようお願い申し上げます。
また、機関へ提出の申請書も併せてご提出いただきたく、お願い申し上げます。

学内申請書はこちらをご利用ください。【学内様式】競争的資金（外部資金）応募申請書2016