頭脳循環を加速する戦略的国際研究ネットワーク推進プログラム

1．趣旨

大学が海外のトップクラスの研究機関と世界水準の国際共同研究を行うことを通じて、相手側への若手研究者の長期派遣と相手側からの研究者招へいの双方向の人的交流を展開する取組を支援する。

2．対象研究分野

人文学、社会科学及び自然科学の全分野

3．応募機関等

2017年度中に若手研究者の海外への派遣と海外の研究者の招へいを開始する計画を有する機関を募集。

3-1．応募機関・応募者等

本学の研究グループ、又は複数機関の研究者から構成される研究グループ。

3-2．事業実施の体制

事業の実施主体となる研究グループは、主担当研究者及び担当研究者、若手研究者から構成されるものとする。代表機関に所属する常勤研究者の中から主任当研究者を1名定める。

主任当研究者は、海外の研究機関等との国際共同研究にあたって日本側を代表する者として、若手研究者の海外派遣、海外の研究機関等からの研究者の招へいをコーディネートし、事業計画の策定、経理管理、事業の実施、実施報告等において、実質的な責任を負う。

3-3．応募上の留意事項

(1)

JSPSの国際交流事業を実施中であるか、あるいは過去5年間にJSPSの国際交流事業に採択されたことがある主担当研究者は、その事業の成果と今回応募する事業との関連性がある場合には、応募に当たってそれを明確にすること。

(2)

海外の連携機関については、若手研究者の派遣先、研究者の招へい元及び国際共同研究のパートナーとして適切であることを、応募に当たって明確に示すこと。また、本事業にかかる相手側の資金計画についても出来る限り明確にすること。

(3)

JSPSの「二国間交流事業(共同研究･セミナー)」の研究代表者は本プロラムの主担当研究者となることができない。

4．採用予定件数

10件～15件程度

5．事業内容・事業期間

5－1．事業内容

対象となる国際共同研究及び派遣対象者・受入（招へい）対象者は以下のとおり。

(1)　国際共同研究

本学の研究グループが海外のトップクラスの研究機関の研究グループと共同で行う研究。国際的に高い水準とする。

(2)　派遣規模

事業期間中の年度ごとに2名以上の若手研究者を派遣することとする。

(3)　派遣対象者（若手研究者）

原則として助教、専任講師、准教授相当職の者。研究計画上の必要に応じてポスドク相当の職の者も可とする。

大学院学生については、年度ごとに若手研究者2名以上の派遣を満たしている場合にのみ、それに加えて、博士課程大学院学生の派遣を可とする。

(4)　派遣期間

派遣者1名あたりの派遣期間は、原則として1年間以上とする。

（複数回に分けて渡航した各期間を通算して1年間程度以上となる場合も可とする。ただし、1回の渡航は原則として3か月以上の連続した期間とする。）

(5)　受入規模

事業期間中の年度ごとに1名以上の研究者を受け入れることとする。

(6)　受入（招へい）研究者

海外の相手先機関（連携機関）に所属する研究者で原則として助教、専任講師、准教授相当の職の者とするが、研究計画上の必要に応じてポスドク相当又は教授相当の職の者も可とする。

(7)　受入期間

受入者1名あたりの受入期間のさだめはない。

5－2．事業期間

2017年度～2019年度までの1～3年間。2名以上の派遣かつ1名以上の受入を行わない年度を事業期間に含めることはできない。

6．事業規模・経費の範囲

6－1．事業規模

1件当たり年間総額4千万円以内とする。但し、初年度（2017年度）については、2千5百万円以内とする。

6－2．経費の範囲

(1)　事業実施経費

(2)　事業管理経費

7．応募手続

(1)　応募関係書類を次の期日までに研究企画課に提出

(2)　応募締切

研究企画課締切 2017年4月19日(水)　GWを挟みますので締切を早く設定しています。
日本学術振興会締切 2017年5月10日(水)

詳細はホームページをご参考ください。
»http://www.jsps.go.jp/j-zunoujunkan3/shinsei_h29.html