芝浦工業大学 研究支援のお知らせ

【NEDO】平成28年度「水素社会構築技術開発事業/水素エネルギーシステム技術開発」に係る公募要領

1.公募概要

再生エネルギーの利用拡大を見据え、その課題について水素を活用して解決するための技術開発を行います。具体的には、再生可能エネルギー等の出力変動の大きな発電設備に対して、電力を一旦水素に変換して輸送・貯蔵することにより変動を吸収し、出力を安定化させて電力系統の安定化に貢献するシステム技術開発を実施します。着実な水素利活用社会の拡大を図るため、将来の実用化システムを見据えた必要最低限の規模で実証システムを構築し、実証等を行うことによって、基盤的技術の確立を図ります。更にその成果を基に、当該システム技術を水素社会に実装し利用していくために適した規模、適用箇所及び社会に供する便益等を明確化します。

2. 研究開発課題

本事業は効果的かつ効率的に推進するため、次の2つのフェーズを設けて実施します。フェーズ移行時にはステージゲート審査を実施し、高い成果と十分な効果が見込まれる技術開発テーマに対してはシームレスに事業を推進します。
今回の公募ではフェーズAについての募集を行います。

【フェーズA】基礎検討

実施内容:
将来において社会実装が期待される再生可能エネルギーからの水素製造、貯蔵、輸送、利用から構成されるシステムの仮説及び同システムに対する経済性と技術の成立性評価並びに実フィールドにおける技術開発の仕様を検討することとし、以下の項目を実施する。
1. 実用化段階のシステム検討及び経済性・技術成立性評価

将来、社会実装され実運用が期待されるシステム全体の姿の仮説を検討するとともに、実用化段階のシステムの経済性・技術成立性を評価し、それを社会実装することによって得られる便益を定量的に評価する。
2. フェーズBにおけるシステム技術開発の仕様検討

実用化段階のシステムの仮説を検証するに必要最低限の規模や機能を有すコストパフォーマンスの高いシステム(例:実用化段階の設備システムの1/N等)の検討を行う(実証場所、実施体制、設備機器仕様、設備システム配置・構成図等)。
3. フェーズB試験計画概要の策定

フェーズBの試験において確認すべき技術課題(検証項目)、達成すべき定量的目標値、検証プロセス等の試験計画概要を策定する。

3.申請期限

平成28年7月20日(水)~平成28年8月22日(月)

詳細については、公式サイトをご確認ください。
国立研究開発 法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) ホームページ
»http://www.nedo.go.jp/koubo/FF2_100144.html

4.学内申請について

申請をご希望の場合は、学内申請書に必要事項をご記入いただき、担当までお知らせ下さいますようお願い申し上げます。
・学内申請書提出期限:平成28年8月8日(月)

また、機関へ提出の申請書の学内締切は下記の通りとさせていただきたく、お願い申し上げます。
・提出申請書 学内締切:平成28年8月8日(月)

学内申請書はこちらをご利用ください

【学内様式】競争的資金(外部資金)応募申請書2015

このサイトについて

このサイトでは、芝浦工業大学の教員に向けた、研究支援のお知らせを掲示しています。
在学生や学外の方へ向けた情報については、芝浦工業大学公式サイトhttp://www.shibaura-it.ac.jp/をご覧ください。

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